2月編☆青いバラ☆2月編 北京植物園【バラの作品:バレンタイン】北京植物園へ行ってきました。目的はもちろん9999本の赤いバラと999本の青いバラ(!)と99本の黄色いバラと9本の白いバラで作られた大型作品を見るためです! ここは市内部から少々遠く、かなり郊外に近づいています。バスに乗っていったのですが、窓から見る景色が見ているうちにだんだんと農村化してきました。 ここを潜り抜けてチケットを購入しまーす。大人5元・学生2.5元。 冬だったせいか、草木も枯れた状態でもの哀し~雰囲気が漂っていました。しかも平日なので人もまばらです。内部は非常に広く、まるで公園のようです。コレが春だったら牡丹や桃家いろんな花が見れたことでしょう…(想像だけが広がります) チケットの裏にある地図を見ながら目的の展示物がある温室へ。チケット大人50元!・学生40元!(目が点になるほど高い!) ここは熱帯植物展覧温室といい、さすが90年代の中国10大建築の一つであるだけに、とても大きいです。 中は熱帯雨林コーナー、砂漠の植物コーナー、四季の庭園コーナー、ランの花と食虫植物コーナーと大きく四つに見所が分類されています。 ゾウがお出迎え。あれ?動いてる! 目的はすぐ見つかりました。しかし、受付のお姉さんが言っていた通り、「藍色恋愛」というテーマのバラの作品は14日の一日のみ展示で、まだ作成中のため完成品は見れませんでしたが、それでも十分鑑賞できて、私的には大満足でした。 これだけ巨大で、一度にこんなに多くのバラの花を使って作品を作るのは、国内外でもかなり珍しいそうです。 作品は全部で3つです。『ロマンチックな縁』、『月が私の気持ちを代表している』、『星は私の心を知っている』 国内トップクラスのフラワーアレンジメントが手にしているのが、青いバラ! 中国の人は人が仕事をしていようが、自分が興味があるとお構いなしに、近づいて自分の好奇心を満たしているようです。私も一緒になって台に載り、バラに顔が埋もれるくらい近づいて、フラワーアレンジメントがただいま作成中の青いバラを激写しました。 綺麗な青色です。花びらの先端に銀の粉が降りかけてあるのがまさに中国チック! この青いバラは「藍色妖姫」とよばれ、正式なものは1本100元(信じられない!!)くらいの高値で販売されているそうです。市場にはニセ物も出回っていて、値段が安い代わりに、バラを包む包装紙に色がついたり、家に帰って飾ると花瓶の水が青くなり、バラ本体の色が抜けていくので気をつけるようにと、新聞で報道されていました。やはり本物は手間隙をかけているだけ一味違うようです。 また緑のバラもあり、「緑美人」と言う名が付けられています。(私に言わせると上から下まで緑って言うのは、どーも葉緑素がビシビシ感じられて、???という気がします) さらにもう一押し。貴重なアップです! こちら温室の入場料金は非常に高いが、それだけの価値はあると思います。噴水のある庭園や、巨大サボテンや珍しい植物、写真として紹介は出来ませんでしたが、他にもいろいろ見所はありました。(サイや恐竜もいます)なにより、ここで鑑賞している人たちが、みな楽しそうだったのが印象的でした。 春爛漫のときにお弁当を持参でピクニック気分で行って見たいと思わせる場所でした。 |